幼少期の入院の思い出

入院私は幼少期しばらく入院しているときがありました。毎日保育園に通っていたのに入院することになり、その生活は遊び盛りの私にとってとても退屈なものでした。

出される食事も家で食べるものとは違い質素なものでしたので、母が瓶に入ったドラゴンボールのふりかけをベッドの横の台に置いてくれていました。

ある日手術を受け、いつもの病室のベッドで私は麻酔から目を覚ましました。しかしまだぐったりしていて身体は完全には動かせません。手術の数時間前から食事を取ることは禁止されていたので、手術後私はお腹がペコペコでした。

何か食べたい…でも何もない。そんなとき目に入ったのがいつもご飯にかけていたドラゴンボールのふりかけです。とても美味しそうに見えました。

私はベッドの横の台に手を伸ばしました。そしてふりかけの瓶の蓋を外し、ふりかけを口に流し込もうとしたのです。しかし手術したばかりでまだ完全な状態を取り戻していない私は、手を滑らしふりかけをそこらじゅうに振りまいてしまったのです。口に僅かに入ったふりかけをモグモグしながら、やばい!と思っていたところに母がやってきました。

何やってるの!こんなことをして!私は母に怒られました。そして看護師さんがやってきました。看護師さんにも謝りなさい!と母は言いました。私はふりかけが散乱している病室で母と一緒に看護師さんに謝り、みんなで掃除をしました。

大人になった今思えば、これはただの面白エピソードですが、当時の私はとてもおなかがすいていて一大事だったのです。今でもあのドラゴンボールのふりかけの色や形、そして母に見つかったときの気まずさをよく覚えています。

私はこうやって沢山の周りの大人たちに世話になり、迷惑をかけ、今では一児の母になりました。毎日育児や家事に追われながらも幸せな毎日を過ごしています。この幸せがいつまでも続くよう、入院することのないよう、健康には特に気を使って生活しています。